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中日クラウンズ 2013

片山晋呉は3位に終わって「自分から、離してしまった」

5年ぶりの復活Vが過去2勝の和合なら、最高だった。そのチャンスは目前だった。ビリヤードの球を打つような変則グリップのパッティングスタイルも、昨年の9月から変えていない。

かつては、1試合でどれだけ試すんだというくらいに、試行錯誤を重ねたパットも今は、すっかり定着して自信もあった。

「修正点は何もない。悪いところも。ただ勝てなかっただけで」と、片山。
ただ、前半は3つのボギーや、17番のダブルボギーなど、逆転を許したあとにも大事な場面でラフに入れたり、パットがショートしたりと追いかける立場でらしくないミスが続いて相手に隙を見せてしまった。

「自分から、勝利を離してしまったような・・・」との悔いは残る。
「けっして悪いわけではないので前向きに考えたい」。
完全復活への模索は続く。

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