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日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯 2013
44歳と21歳の激突! 松山英樹が、初のプロ日本一決定戦
「昨日は11時から、9時まで寝ました。だから・・・何時間になるんだ? 10時間・・・。疲労はありません」と、趣味(?)の睡眠で英気を養い、「予選を通って最終日まで戦う体力がないといけない。今日は休養を取りました」。
大会前日のこの日15日水曜日は、コースは回らず午後から練習場とパッティンググリーンを往復すること3時間。たっぷりと調整に当てて、いよいよ初日を迎える。
予選ラウンドの組み合わせはディフェンディングチャンピオンとの直接対決。
44歳の谷口徹は、松山がまだアマチュアだった2011年。
三井住友VISA太平洋マスターズで最終日最終組を戦い、最終ホールは両者、劇的イーグルで史上3人目のアマチャンピオンの誕生を許した経緯がある。
あのとき以来の“再戦”に、いまもっとも強いアラフォーの一人は、「世代交代はさせたくない」と、闘志メラメラ。
「パワーか。プロ生活20何年の経験か。プライドもある」と、初日の組み合わせが発表された前日14日の火曜日に、ライバル心をむき出したという谷口。
松山も遠慮がちに、それでも大先輩の挑戦状をしっかりと受け止めた。
御殿場の18番グリーンで、「早くプロに来い」と、誘われたことは、いまもはっきりと覚えている。
「あのときより成長したな、と思われるようなプレーを見せたい。負けたくないという気持ちもある」と、はっきりと口にした。