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つるやオープン 2014

選手会長が苦手なコースで好発進! 

選手会長が、ご機嫌でホールアウトしてきた。「このあとどうする、練習する?」。専属キャディの福田央さんの問いかけも、「こんないいゴルフをしたあとで、一体何を練習するのよ!」。
この感触を、消してしまいたくはない。出来ればこのまま、翌日を迎えたい。「今日はスタートの1番から良いバーディが決まってくれたから」。

86ヤードの2打目はサンドウェッジで、ピンそばの1.5メートル。ここ山の原は池田勇太には3本の指に入るほど「苦手」と自認するコースで幸先の良いバーディ発進。

「先に来るとうれしいよね」。3番でもまたバーディが来て、「ここでボギーが2つ3つ来ても仕方ない」と覚悟しながらラウンドするコースで、ボギーどころかバーディ先行なら、一気に気持ちも乗ってくる。

「お父さん」と呼んで慕う青木功とのラウンドにも気分が盛り立てられて、「苦手、苦手言ってるコースでこのスコアなら、上出来じゃないの?」と、ニンマリの好発進だ。

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