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JGTO Novil FINAL 2014

予選落ちの秋吉翔太は、ギリギリで…

写真左から賞金ランキング順。1位の今平周吾、甲斐慎太郎、P・ウィルソン、沖野克文、津曲泰弦、宮里聖志、秋吉翔太
秋吉翔太は、この試合を向かえる前のチャレンジ賞金ランキングは8位だった。2位から9位までの選手に来年のツアー前半戦の出場優先権(第1回リランキングまで)が与えられる。
今年はISPS・CHARITYチャレンジトーナメントに優勝するなど好調だった。

だが、初日は「考えすぎて」3オーバー75で、まさかの予選落ちを喫した。下位の選手とは賞金差があまりなく、抜かされる可能性もあった。「不安だった」と正直に話す。昨夜は「いつもより多めに酒を飲んで、さっさと寝た」という。眠れなくなることを予想してのことだ。

まんじりとしない1日を過ごしたことだろう。結果的には賞金ランキングは9位に落ちたものの、来年のツアーへの資格を手にした。「とりあえず目標はシード権を獲ることだが、あまり意識せずに。考えすぎると今回みたいになるので」と苦笑い。「もっと自分のゴルフを自信持ってできるようになりたい。開幕からいけるように」と気持を新たにしていた。

なお、チャレンジ賞金ランキング2位の甲斐慎太郎から9位までの秋吉までが来年のツアー前半戦の出場優先権を手にしたわけだが、現在7位の正岡竜二は、今年ツアーで13,474,182円を獲得し、ツアーの賞金ランキングが48位(日本オープン終了時点)。もし、このままツアーの賞金シードを獲得すれば、チャレンジの資格は10位の稲森佑貴まで繰り下がることになる。

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