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アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフ 2016

タニロイの存在を励みに! 松村道央が5位タイに

師匠の上昇が、励みになった。この日は、スタートの1番から3連続バーディでいい気分も「上にはさらに上がいた」。前半の9ホールで5つ伸ばして一気にリーダーボードに名前を載せた。その人こそ“タニロイ”こと谷口徹だ。

昨年は47歳にして「ローリー・マキロイを目指す」と言った。超ハードな筋トレに着手した師匠を最初に「タニロイ」と呼んだのが、松村だった。この日はその谷口の頑張りに、松村にも「やる気スイッチが入った」。負けじと、応戦した。最後の18番で、凌駕した。

残り246ヤードで、クリークを握った2打目が入りかけ!
わずか20センチのイーグルパットをコツンと沈めて、63で回った。
難しい茨木で、「予定より出来すぎ」の7アンダーを記録して久しぶりに優勝争いに加わった。

シーズンは後半戦に突入して、やっと準備が整ってきた。
今年もまだ、賞金ランクは85位にどとまるが「去年もこの試合から上がっていけた」と、弟子にもいよいよ本気モードの秋。
「自信につなげて、ここからまた徐々に上がっていきたい」。
こちらもまた今年はちょっぴり元気がない師匠とともに、実りの秋を迎えたい。

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