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ブリヂストンオープン 2016

我が庭! 池田勇太が袖ヶ浦で凱旋

まさに我が庭に、今年はNO.1で戻ってきた。先週の日本オープンで2年連続の2位に入り、賞金ランクは1位に浮上。来週の世界ゴルフ選手権「HSBCチャンピオンズ」の出場権が出来たが、V経験のあるマイナビABCチャンピオンシップで、国内に専念することに決めたのは、もちろん自身初の悲願達成に少しでも近づくためだ。

ここから真剣に、賞金王を見据えた戦いが始まるという意味でも、今週はうってつけの舞台となる。

少年時代を過ごした実家は、ここ袖ヶ浦カンツリークラブから自転車で5分も要しない。
「どの試合も勝つつもりでやっている」とはいえ、2010年の連覇に続く、大会3勝目がかかる勝手知ったる庭で、今年はいっそう気合いが入る。

この日19日は開幕前日の公開練習日に、大先輩のオリンピアンと顔を揃えて地元ファンを喜ばせた。今年、112年ぶりにゴルフが正式種目に復活したリオ五輪で、共に日本代表をつとめた片山晋呉とそういった「代表戦以外で一緒に練習するのは今までなかったかもしれない」。

めったにない豪華な競演に、袖ヶ浦は練習日からぴりっと引き締まった雰囲気が漂い賞金1位を中心に、翌日から繰り広げられるであろう熱戦をおのずと想像させた。

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