先週ツアー30勝の翌日は、公言どおりしっかり“マイナビバイト”してきた。31日月曜日に、銀座に2店舗目をオープンした和食店「尾崎幸隆」でオーナーとして、店を切り盛り。優勝疲れと「働き疲れ」と、43歳はそれでも2週連続優勝にむけて、今週はまた虎視眈々と、開幕前日のこの日の2日水曜日もみっちり練習！

パッティンググリーンでは、「フィーリングが凄くいいし、本戦でも使おうか、どうしようか」と、長尺パターを引っ張り出して、思案顔。
「今週も勝てたら幸せ」と、そのための方策を練るのに、余念がなかった。

新店舗の人材確保のために、先週は大会協賛社でもあった転職サイトの「マイナビ」を、大いに活用させていただいた。
表彰式でも勝者として同社の宣伝に励み、喜んだ同社の中川社長はなんと開店日にお祝いのお花を持って、お店に来てくださったのだそうだ。
片山とは残念ながら、入れ違ってしまって会えなかったそうだが、社長のイキなはからいに、週をまたいでも感謝感激。
今週はまた、大好きなコースで気持ちもさらに盛り上がる。

先週はＡＢＣで４勝を飾ったが、ここ総武もまた2002年に、サントリーオープンで連覇を達成した思い出の舞台でもある。
7年後の50歳には「シニアで世界メジャーを獲る」との野望をかかげて、ここから努力と工夫の日々。
「今週も勝つ秘訣があるとすれば、キットカットをたくさん食べること。“きっと勝つ”と思って大量に食べよう」と、今週は自身がサポート契約を結ぶスポンサーのチョコ菓子にもあやかり、2週続きの美酒を呑む。

• 片山 晋呉