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SMBCシンガポールオープン 2016
世界1位も会場入り
「世界中でプレーすることに、興味がないなら今僕はここにはいない」と言って、この日は26日火曜日の記者会見で微笑んだ。
22歳にとっても、骨の折れるスケジュールはしかし、すでに半年も前から計画されていたことであり昨年は10月のうちに、この「SMBCシンガポールオープン」の出場を表明していた。
昨日25日のうちに、チャンギ国際空港に降り立つなりアジア特有の、ムッとした熱気を感じながらも、その日1日は十分に休養を取ったといい、「夜にはセントーサの街にも出かけてみたよ。今週一度は市内にも出てみたいし、楽しい時間を満喫できたら」。
一方で、セントーサゴルフクラブの攻略にも余念なく、「昨日のうちに、ヤーデージブックに目を通してみましたが、一目でトリッキーなコースだと感じた。また風の対策も、重要になるでしょう」と、机上の予習だけでも、その特徴を的確に捉えるあたりは、さすが世界一。
アジアと日本ツアーの共同主管で行われる今大会では、一昨年に出場したダンロップフェニックス以来となる、日本勢との直接対決を心待ちにしている。
「2年前に日本ツアーに出て感じたことは、これから米ツアーに出てくる選手がますます増えるだろうということ。ヒデキやリョウのように、素晴らしい技術を持っている若い選手が日本にはたくさんいる」。
28日から始まる本戦が楽しみだ。