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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2017

大堀裕次郎は「どうしたら、いいですか??」

不安げな顔が・・・
土壇場で、初出場を果たした26歳は、すがる思いだった。クラブハウス前のパッティングから、屈指の18番を眺め下ろして「どうしたらいいですか??」。

先週のカシオワールドオープンは、最終ホールの9番のバーディで、この頂上決戦に滑り込んだ。
初めて乗り込んできたこの舞台。

火曜日の18ホールと、この日のプロアマ戦は合間を縫って、9ホールの練習ラウンドでも、ただただ「グリーンが速い」という感想しか出て来ず、特に名物の18番パー3は、どうひねり出しても攻略法が見当たる気がせず、そこをちょうど通りかかったのが、青木功だった。

「18番は、ボギーでいいという気持ちでやって、バーディ獲れればラッキー。気負わず18ホールをやればいい」と忠告されて少し、楽になった。東京よみうりの高速グリーンも「お前にはうってつけだ」と連覇を含む大会4勝を誇るレジェンドに言われて、そこからがぜん、パット練習にもますます気合いが入った。

先週は、本戦前に2年愛用してきたドライバーのひび割れが分かって、それから急ピッチで次のエース捜しをしているが、まだこれというのは見つかっていない。

不安は残るが、今年最後の大会で目標は一つしか無い。
土壇場で、初切符を手に出来たことが嬉しかったが「本当は、勝ってここに来たかった。今週こそ勝ちたい」。
最後の最後に、我こそ笑う!
  • 青木の一言で笑顔に! まさにマジック?

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