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関西オープンゴルフ選手権競技 2017

池村寛世(いけむらともよ)はゴルフでも実りの年に!

今年の関西オープンは、選手のスコアカード提出エリアを出てすぐのところに「ふれあい広場」が設置された。赤絨毯を敷き詰めたこの場所では、選手がギャラリーのみなさんと一緒にネスカフェの美味しいドリップコーヒーや、地元宇治の抹茶をのみながら、サインや記念撮影に応じる。

時間が許せば、選手とギャラリーが、ゴルフ談義に花を咲かせる。
さっそく、談笑を始めたのが1アンダーで上がってきた池村。
ファイナルQTランク12位の資格で出場している21歳である。

ショットの不振をパットで補い「今日は、1ピンのパーパットが6、7回もあった」。
先週の日本プロでは最終日こそ崩れたものの、3日目まで9位につけて「自信になった」と、粘り強さが出てきた。

「先週の3日目からドライバーが捕まらなくなった」と、今週も不調を引きずりながらも、「今日は最後の4ホールでバーディ、バーディ、パー、バーディ」と、しぶとくアンダーパーに乗せてきた。

さつまいも農家の長男として、手が空いたときには地元鹿児島で家業を手伝いながらのプロ生活も、5年目。
「今年はシードが獲りたいです」。
今年こそ、ゴルフでも収穫の多い1年にする。

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