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SMBCシンガポールオープン 2017
曲げない22歳が浮上。稲森佑貴(いなもりゆうき)が67
気を取り直して打った2打目は、3メートルのバーディチャンス。難なく沈めて次の7番ではラフからの2打目を残したところで競技が止まり、いったんコースを引き上げた。
再開を待つ間は「とにかく、食べた」と、セントーサゴルフクラブのレストランで、腹ごなしのヌードルをかきこみ、17時30分のリスタートが決まると急いで練習場で、再調整していざコースへ。
「中断すると、体がなまる。自然と警戒心が強くなる。残り3ホールはパーでよしとしよう」と人一倍、気を入れ直してコースに戻るなり、本人にも思いがけない連続バーディ。
7番で1.5メートルを沈めると、8番では10メートルの緩い下りのパットがカップに沈んだ。
強い雨風に見舞われた前日2日目の第1ラウンドの残りと、第2ラウンドは、スコアを叩いたが「今日はフェアウェイを外したのは2回だけ」と67で回って、曲げない22歳が最終日を前に上昇してきた。