Tournament article
ISPSハンダマッチプレー選手権(1回戦・2回戦) 2017
先週6位、秋吉翔太も挑む!! ISPSハンダマッチプレー
開幕初日は実に96人が大バトル。
9月6日から同コースで5日間にわたって行われる3回戦〜最終マッチをめがけて、熱い激闘が繰り広げられる。
先週、自己ベストの6位タイにつけた若い秋吉翔太もその勢いを、ぶつけていきたい。
大事なホスト試合でV争いを繰り広げたダンロップ・スリクソン福島オープンは、3日目に一度は首位タイにつけながら、その後のルール裁定により15番で2罰打を受けて、後退。
最終日は「昨日の分を取り戻す」と、起死回生の初Vを狙ったのはいいが、「7番で仕打ちが来た」。
バンカー淵からのショットが奥まで行ってしまい、今度はいわゆる“素ダボ”を打った。
頂点は遠のいたが、後半はまた、3つのバーディで盛り返した。17番のパー3は果敢にピンを狙って左2メートルの、フックラインを沈めた。
手痛いペナルティを受けたのも、それもまた試練と目標だった自身初のトップ10入りはクリア。
いよいよ1日の1回戦は、因縁の相手。
同級生の森本雄は、一昨年のチャレンジトーナメントで賞金王を争い、秋吉は僅差で2位に甘んじた。
良きライバルは「普段から仲が良いので身内狩りみたい」と、笑うが「勝負の世界。気持ちを切り替え、1、2回戦を突破できれば」。
先週の戦いで、ファンにもだいぶ顔が知れた。
「秋吉と、声援を頂くことが増えた。早くツアーに戻ってきて、もっと応援していただけるように、頑張る」。
優勝賞金5000万円の夢のマッチレースでシンデレラドリームを紡いでいく。