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東建ホームメイトカップ 2018
プロアマ戦がスタート
今年はいつものベテラン勢に混じって、若い顔ぶれも芸能各界著名人のみなさんと、おもてなしに奔走した。
歴代チャンピオンにも名前を連ねる藤田寛之や片山晋呉、宮本勝昌らすっかりお馴染みの顔が異口同音したのは、ベテランならではの切ない胸の内。
今年の目標を聞かれて「1年でも長くここに居たい」と藤田が言えば、片山は「来年も元気にここに来ること」。宮本は「僕が勝ったのはもう、10年前になりますけどここでいつまでもそういう声が聞ければいい」と、この先もまずは息の長いツアー生活を乞い願いながらも「プロは優勝カップを持つ時が、一番いい顔。新しい写真を撮りたいですね」と、大会2勝目の色気もちらつかせた。
そんな中で20代前半の選手たちも奮起。
時松隆光は、同組で回った元プロ野球の角盈男(すみみつお)さんに、「よくその握り方で打てるね」と、ベースボールグリップでのショットに感心されながらのラウンド。
「秋口にいつも疲れるのが僕の悪いくせ。今年はランニングを増やしたり、追い込んでやってきた。また1勝ずつ重ねていって、あわよくば2勝とか出来ればいい」と、平日にもかかわらず駆けつけてくださった、大勢のギャラリーのみなさんの前で健闘を誓った。
そしてこちらは、昨年の今大会では大雨の3日目に、8バーディ1ボギーの7アンダーを出して優勝争いに加わった稲森祐貴。
「今年は最終日最終組で回って、開幕戦優勝を目指して頑張る」。悲願の初優勝に向けて気合いが入っている。