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ブリヂストンオープンゴルフトーナメント 2018
欧州ツアーに挑戦! 旅立ち前の結果を求める川村昌弘が急浮上
17番も「こうなったら最後まで、全部」と欲張ったのは、惜しくも外したが、最後も登って下る、「難しいスライスラインもよく入ってくれた」と4メートルをねじ込み一気に、2位タイに浮上してきた。
たまには、よそ見もしてみるものだ。
前日初日。「ずっと入ってないしということで、昨日は何年かぶりに、エースじゃないのを使ってみた」と、俗に言う“易しく打てるパター”は「ピン型に、角が生えたみたいな形」と、ネオマレット型を投入してみて痛感したのは「やっぱり僕は、自分の感覚がより伝わるパターじゃないとダメということ」。
“絶対エース”はピン型への信頼を、取り戻せたという点では1日取り替えて、正解だった。
「自分のフィーリングを大切にしたほうがいい」と、もう二度と、浮気はしない(多分)。
翌日のこの日には、すぐに元に戻して63は、ダントツのベストスコアも記録。
「グリーンに乗せればチャンスがある。こういうコースは割と好き。明日から楽しみ」と、たちまち自信も深まった。
今週はこのブリヂストンオープンと、次週のマイナビABCチャンピオンシップでおそらく今季、日本ツアーはラストゲームになる予定だ。
2週後には、いよいよ夢の欧州ツアーのシーズンチケットをかけたQスクールに初挑戦。
無事、出場権が獲れたら物価の高い欧州圏では、1円でも多く、活動資金が欲しい。
「残り2試合で、しっかり結果を残していけたらいい」。
5年ぶりの2勝目を手土産に出来たら最高の旅になる。