Tournament article
SMBCシンガポールオープン 2018
独り立ちの稲森佑貴。シンガポールのお土産は・・・
この日は前日に残した第3ラウンドの2ホールをこなすと、すぐに突入した最終ラウンドでは、再びグリーン上で手をこまねいた。
「今日は全然、ダメでした。パットがまったく入らなかった。途中から、読みがあってるのかどうなのかも分からなくなった」と、もはやお手上げ。
後半、最後の9番では、2メートルのチャンスも決めればトップ10、もしくは上位4人の全英切符もどうか・・・という場面で「あとから状況を知りましたが、知って打ってもそれもまたどうだったか、と・・・」。
これだけカップに嫌われれば、もはや諦めムードで上がってきた。
フェアウェイキープで、3年連続1位も23歳が、シンガポールで改めて痛感したのはパットイズマネー。
「どんなにフェアウェイに打って、セカンドでいいポジションから打って、チャンスにつけてもパットが入らなければ・・・。考えすぎかな。ああしたらいけない、こうしたらいけないと、警戒して手が動かなくなる。3パットのポカをすることがある」。
昨年のデータを見なおしてもパーオン率72.22%の27位に対して、平均パットはランク64位と低迷。
「パーオンしているわりには、パット数が悪い。チャンスのところはちゃんと1パットで沈めないといけない」と、オフの課題はしっかりと土産に持った。
昨季まで、父親の経営する練習場を所属先として背負ってきたが、今年は「一念発起。真っ白な自分で行こうか」と、フリーで“独り立ち”。
このあといったん帰国して、地元鹿児島や宮崎で調整を重ねて4月の国内開幕戦から改めて、念願の初Vを追いかけていくつもりだ。