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トップ杯東海クラシック 2019

1差で敗れた秋吉翔太は詰めの甘さを反省

3差の4位タイから最終組のひとつ前で回った秋吉翔太は15番の連続バーディで、伸び悩むノリスを一度は逆転。
続く難関の16番は、屈指のパー3で左の崖を恐れず、左サイドのピン位置に対して6Iを握り、持ち球のフェードボールで、ピン奥5メートルを捕らえた。

「右に逃げちゃうと、自分に負ける気がした。ここで逃げたら勝負の世界では、やっていけないと思ったので。自分の得意な球で、左の崖からカット目に、自信を持って打とうと思った」。
このバーディチャンスはわずかにカップに届かず逃したが、首位タイのまま、最後まで攻める気持ちを保って入った18番。
ラフからの2打目。
「ちょっとフェースの上目に当たってしまって、ボールが全然飛ばなかった」と、グリーン手前の池につかまった。
ドロップして82ヤードの4打目は、ピン左1メートルに寄せたが
痛恨のボギー。
最終ホールが響いて1差で惜敗した。

初優勝から一気に2勝を飾った昨季、11月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」では17、18番のボギー、ダボで額賀辰徳の逆転を許して当時は涙もこぼれた。
「最終ホール、いい感じで来ているのに最後にしっかり締められないのは練習不足や経験不足かな、と思います」。
今季初Vでの通算3勝目を逃して、再び詰めの甘さを反省した。

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