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Shinhan Donghae Open 2019

もうよそ見しない。日本一曲がらない男、稲森佑貴は韓国でも真っすぐ!

ショットがまっすぐ行きだしたら、韓国でもほらこの通りだ。この日2日目に、フェアウェイを外したのは1度(11番ホール)だけ。日本一曲がらない男が、史上初の日亜韓3ツアー共催試合で2日目を終えて、5アンダーにつけた。

7252ヤード、パー71。会場の「Bear's Best Cheongna Golf Club(ベアーズベストチョンナゴルフクラブ)」は、フェアウェイが狭く、ラフが深いセッティング。

開幕前から選手たちが難しいと口をそろえたとおりに、稲森も「ティショットが良くないとこのコースはきつい」と、こぼしていた。

2015年から4年続けてフェアウェイキープ率で1位。5年目の今年も1位を爆走中ならたやすいセッティングのようだが先週までは「どこに行くかわからない。今週も、油断すれば5オーバー行きそうな…」との警戒感があったという。
少なくとも、本人の範疇では許容外に飛んでいたというショット。「姿勢よく立とうとしすぎて、窮屈になっていた」。
得意分野が反れて、6月のダンロップ・スリクソン福島オープンで7位タイにつけて以降は30〜50番代をさまよい歩いたが、今週は「スタンスを気にせず、大雑把に構えたら良くなった」と、復調のきっかけをつかんだ。

「このコースはフェアウェイに置くことが大前提。そうしたら、チャンスになる。あと2日、持ち味を生かせれば」。

大会はまだ2日あるのに、韓国ウォンはカジノに行って「無一文。もう行かないです」。
換金しなおした1万円分を大事に切り詰め、最終日にこそ一攫千金!!
”日本一曲がらない男”は残り2日もよそ見しないで真っすぐ歩く。

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