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三井住友VISA太平洋マスターズ 2020

チャン・キムがニクニクしい首位獲り

コロナ禍の隔離を経て、やっと合流した飛ばし屋が、2日目の首位にのし上がった。
チャン・キムが、ボギーなしの「65」。

米カリフォルニアで行われた日米共催の「ZOZOチャンピオンシップ」から、その足で今季の初来日した。
27日の到着から14日間のホテル缶詰を経て、今年初参戦を果たした。

初日の冷え込みに、イーブンパーと静かだったが気温が上がった2日目に本領発揮。
「今日は良い気候で暖かったので、よく振れたし飛距離も少しずつ戻っているけどこれ以上、飛んでもミスが出るので。これくらいがちょうどいいのかな」。
昨年、史上最飛記録で自身3度目の飛距離日本一に輝いた余裕は、相変わらずニクらしいほど。

他にも、3つ4つは獲る好機はあったといい、「ショット自体はチャンスにつけられている」と、大いなる伸びしろも見せた。
「今日よかったからといっても、明日はまた違った結果が出るのがゴルフというスポーツです。とにかく、ここでプレーできることが嬉しいし、結果にはこだわらずに楽しみたい」。
久々の日本を味わい尽くす。

御殿場入りした火曜日から三晩のメニューは「ヤキニク、ヤキニク、そしてしゃぶしゃぶ」と、ニクばっかり。
「いやいやいや…。和牛の柔らかさはアメリカの比じゃないし、韓国のは最初から味がついちゃってる。純粋に、肉のうまみを感じるには、日本が一番なのサ」と、日本びいきの韓国系米国人はここぞとばかりに饒舌だ。

ではでは本日、久々の首位獲り祝いの晩餐は?
「う〜〜〜ん、、、悩ましいけど、今日はお寿司か、…やっぱり、ニクかな?」。
飲食時の感染防止も万全に!

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