ボギーなしでスコアをまとめたのは、比嘉一貴と稲森佑貴の2人だけだった。
共に2バーディの「68」。
しかも稲森は、もっとも難しい2つのパー4で、「なんなら、バーディチャンスにつけることができた」。
505ヤードの前半11番と後半、510ヤードの6番は逆風下で共に2打目を220ヤードも残したが、いずれもクリークで、11番はピン4メートルにつけた。
6番では6メートルのバーディパットが「あわよくば入りかけ」。
結局、いずれもパーではあったが、「難しいホールで耐えてノーボギーで回れたのは奇跡みたいなもの。バーディを獲れるよりも嬉しい」と、喜んだ。
難条件でも6年連続フェアウェイキープ1位を生かして「耐えてすごく良い貯金ができた」と、2日目以降の糧にする。
先週の「マイナビABCチャンピオンシップ」では5位タイで、金谷拓実を抜いて賞金ランク4位に。
レースの主役の一人だが「まだまだ、今週は3日あります。ゆっくりいきます」。
シーズンが押し迫ってもコツコツと、マイペースが身上だ。