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SMBCシンガポールオープン 2022

小斉平、小林、竹安が暫定16位タイ

雷雲接近のため、第1ラウンドがサスペンデッドとなり、午後スタートの18組(52人)が、20日(初日)のうちにホールアウトできなかった。


アジアンツアーとの共同主管大会で、ジャパンゴルフツアーからは30人が出場し、プレーを終えた選手の中で、2アンダーで回った小斉平優和(こさいひら・ゆうわ)と小林正則と、竹安俊也(たけやす・しゅんや)の3人が、日本勢最上位の暫定16位タイにつけた。


小斉平の目標はもちろん初のメジャー切符


この日は午前の10番からスタートした小斉平は11番でボギー、さらに13番ではダブルボギーを叩くなど、いきなり躓いたが「ティーショットやセカンドでピンポイントで落としていかないといけない。ショット力が求められる」と前回、初出場の2019年大会(66位)時の記憶を頼りに「徐々にショットも良くなってきましたし、明日につながる」と、そのあと6バーディ(3番はボギー)の巻き返しに安堵した。


高校3年時の2016年にプロ入りし、5年目の昨季、2020年は米二部ツアーにも挑戦。経験を糧に、日本に腰を据えた21年はV争いの数を増やして、賞金ランク37位で初シード入りを果たした。

2022年初戦の一番の狙いはもちろん、初のメジャー切符。
「しっかり上位4人に入って全英オープンの出場権を獲得したい」と、目標を見据えた。


アジアンツアー巧者の小林

また、小斉平と同スコアで名前を並べたベテランの小林は前週、アジアンツアー「シンガポール・インターナショナル」からの連戦組で、常夏特有のコースや環境に、ゴルフも体も馴染んできたころ。

目の強いくせのあるグリーン上でも「パッティングが良かった」と、ボギーは17番パー3のひとつにとどめて3バーディと、安定感をみせた。

ジャパンゴルフツアーは2019年以降、シード権を失ったままだが、13年の日本オープンほか通算3勝を誇り、アジアンツアーの経験も豊富。先週も、当地で21位タイにつけている。
「この素晴らしいコースを回れるだけでも光栄ですし、今日も2 アンダーでプレーできたので、明日も同じようにコースを楽しんでアンダーを目指して頑張りたい」と、さらなる上昇を誓っていた。


なお、20日に競技を残した第1ラウンドは、翌21日の朝7時30分から再開される予定です。

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