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中日クラウンズ 2022

青木、ジャンボに続く偉業へ。岩田寛「一緒になれたら最高です」

降雨のため前日2日目に残した第2ラウンドに続いて、12時50分から第1組がスタートした第3ラウンドが終了した。

 

この日の日没時刻は18時37分。

2日連続の順延も危ぶまれたが、18番グリーン横の速報ボードを灯りがわりにして、18時49分に全組ホールアウトができた。

 

日暮れに追われながらの第3ラウンドを、岩田寛が「65」で回り、2位と1差の通算11アンダーで単独首位に立った。

 

この日は早朝4時半起きで、第2ラウンドで残した唯一の18番ホールを回りに会場入り。冷たい強風が吹く中で、辛くもパーセーブをして通算5アンダーの5位タイで、いったん宿に帰った。

 

改めて、スタートの14時10分までたっぷり仮眠を取って戻るなり、序盤2番でイーグルを奪った。

左のバンカーから222ヤードの2打目を3アイアンで右手前10メートルに乗っけてねじ込んだが実は、「最初のほうは、ワケがあってショットが良くなかった」という。

 

すぐ3番と6番で、ボギーを打ったが「途中から、ワケがなくなったので気にしないで打てるようになった」と、1アンダーで折り返した後半は、11番から一気に3連続バーディを記録。

 

昨年優勝のイメージが残るあまりに雨で湿ったグリーン上で精彩を欠き、「昨日もおとといも、グリーンのタッチが合わなかったんですけどショートしてもいいや、と諦めて好きなように打ったら良くなりました」と、最終日を前に吉兆が出始めている。

 

62回の歴史で、連覇を達成したのは青木功とジャンボだけ。

「100勝とか、何十勝もしている2人なので…」と、最大限の敬意を示しながら、「一緒になれたら最高ですね」。

ヒロシが和合に新たな偉業を刻むか。


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