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Sansan KBCオーガスタゴルフトーナメント 2022

2週連続V祈願。岩田寛は母校・仙台育英の初快挙に感動

仙台育英高校が22日、夏の全国高等学校野球大会で、初制覇を達成。

「母校と一緒に優勝したい」と、その前日の「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップゴルフトーナメント」で、一足先に大会2勝目による有限実行の通算4勝目を果たした岩田寛は、翌日の決勝大会をテレビ観戦。


プレーボール時はまだ車で移動中だったが、ラジオ放送に耳をくっつけ、1点先制した4回裏直後に急いでホテルにチェックイン。
満塁ホームランで8ー1と点差を広げた7回裏はさすがの岩田も興奮した。

同時に、「向こうのピッチャーがきつそうで…。そっちも応援してました」と、敵陣にも寄り添いながら、熱闘甲子園に釘付け。


東北勢初の快挙だった。
「100年、開かなかった扉が開いた」などとスピーチされた須江監督。
前日に、岩田自身も披露したばかりの優勝会見を思い返して「恥ずかしいです、自分のインタビューが…」と、口べたを反省。

「向こうの監督も…。記事で読みましたけど凄いな、って」と、破れた下関国際の坂原監督の人間力にも脱帽していた。


とにもかくにも感動さめやらぬ今週。
岩田には、2週連続優勝の快挙がかかるが「勝った次の試合でまだ予選通過をしたことがない。体がきつくて…」。

まして今大会は、2005年の初出場から16回連続で出場して予選落ちが8回。最高位は2014年の11位がやっと。


かすれ声で「難しいですよね…」と囁き、「グリーンが硬くて、でも思ったより転がんなくて、イメージと違うから気持ち悪くてしょうがない」と、完璧に仕上がったコウライグリーンにいつも手を焼く。
「ティショットをラフに入れると止まらないし、乗らないし、寄らないし、入らないから厳しいです」と、始まる前から悲壮感が漂う。

「2週連続優勝とか…。尊敬します」と、先週の女子ツアーでみごと達成の岩井千怜さんにも言及し、「しかも初優勝からですよね。本当に凄い」と、羨望だ。

「どんな気持ちになるんだろう…」。
その瞬間を想像し、改めて2週連続Vの意欲を問われて「それは、あります」と即答。
ちょっぴり色気も出てきた。



開幕前日は大雨。明日の初日に備えて屋内の練習場で打ち込みます

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