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フジサンケイクラシック 2023

お母さん同士も仲良し。賞金レースを引っ張る中島、蟬川、平田による直接対決の現状は?

今の賞金レースを引っ張る00年ー01年生まれの同学年3人による初の直接も、きょうでいったん一区切り。

初日に続いて1位の中島啓太(なかじま・けいた)と3位の蟬川泰果(せみかわ・たいが)と5位の平田憲聖(ひらた・けんせい)が決勝進出をかけて共に争う。



初日は中島が、3アンダーの「67」で、もっとも良い2位につけた。

スタートホールの1番で、ティショットを曲げいきなり迎えたピンチで2.5メートルのボギーパットを「決めきれたことが一番」と、その後の5バーディにつながったそうだ。


長いパー4の15番で後半唯一のボギーを打ったが、次の16番ではチップインだった。
難しいと言われるインコースでこそスコアを伸ばして、グリーンを外したのもこの1番ほか、「3,4回だけ」と、相変わらず精度の高さで初日のパーオン率は72.222%で堂々の1位に。


今週は、久しぶりにパット専門コーチに帯同を依頼し、アマ選抜のナショナルチーム時からお世話になるJGA専属のジョーンズコーチも会場に駆けつける。

最強布陣で挑む富士桜は、今季最強、といってもいいくらいの難しさだ。

でも、ジョーンズコーチはいう。


「やることは変わらない。ピンに対してボールをいいところに運ぶだけ」。
怪物コースで幾度も恩師の言葉を思い出す。


最後、1アンダーまで落ちたが、途中まで上位で接戦を続けた平田は「ショートアイアンのたて距離が本当に上手で。勉強になりました」と、隣のライバルにも視線を配り、蟬川は2オーバーと、出遅れ気味だが「アマのナショナルチームで一緒に頑張ってきた仲間と、今こうして一緒に争えているのは嬉しい」と、充実に満ちている。



平田とは、お母さん同士も仲が良いそうだ。
「ラウンド中は、そんな話しもして、きのう何食べた?とか・・・」。
ときどきわかものらしい話題も咲かせながら、成績順に組まれる週末こそ直接対決を目指して歩く。


<きょうの中継スケジュール>
15:00~17:00 CSフジテレビONE/BSフジ(LIVE)
24:55~25:50ト 地上波・関東ローカル(ダイジェスト)

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