気合いがみなぎる。
2021年の「パナソニックオープン」で優勝し、ツアー史上5人目のアマ勝者として初出場を果たしてから2度目の出場。
「プロゴルファーとして今週プレーできるというのは光栄ですし、賞金王としてこの会場に入れている」と、噛みしめる。
偉業の実感は、「そうですね、もう終わってすぐに沸いてきました」と、速攻来た。
「自覚と責任を持って、勝ちに行きたいと思います」と、すでに新キングの使命でいっぱいだ。
本大会の初日の組み合わせは、慣例により先週までの賞金ランキング順。初日の組合せ・スタート時刻
賞金2位の金谷拓実(かなや・たくみ)と、蟬川泰果(せみかわ・たいが)の最強カードでまた、切磋たくみ(ま)する。
今季最終戦のV賞金は4000万円。 先週までの賞金ランキング
今季4勝目で有終の美を飾れば、ジャンボ尾崎(94、96年)、伊澤利光(2001年)、松山英樹(2013年)、池田勇太(2016年)に続く史上5人目の2億円越えが達成されるが、「お金どうこうではないと思っていて、賞金王として最終戦を勝つというころに魅力を感じている。最後まで“今年強い選手”で終われるように、優勝したいな、と思っています」。
出場わずか30人の最強決定戦。
今週こそ最強の称号は譲れない。