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横浜ミナト Championship ~Fujiki Centennial~ 2023

「胃は完璧」髪もさっぱり! 中島啓太「自分を信じて」プロV2チャンス

歯がゆさを、噛みしめながらも中島啓太(なかじま・けいた)が今年6度目の最終日最終組に入った。

「最終組に入って状況を全て把握しながらプレーする方が得意。チャンスかな、と思っています」と、望みの展開に希望を託した。



3日目は6打差から出て、6バーディ、2ボギーの「67」。
大風でも「ショットで大きなミスはしていない」と、首位と2打差に詰められた。


でも、3パットのボギーがこの日は2回。
「昨日は3回も。ほとんどのボギーが3パットのミスで、かなりもったいないことをしているので沢山イライラしています」と、打ち明けた。


島中キャディと、ラウンド中に話したのは、連日の猛暑によるグリーンの変化。
「暑さで、グリーンがふかふかしてくるというか。上りはかなり重たくなり、下りはかなりいい感じで進んでくれるんですけど、ボールが、グリーンに浮いた感じになって余計に風が影響しますし、難しい・・・」。


切れそうになる心。
「でも、もっと大変な思いをしている人もいる。難しいのは僕だけじゃない」と、懸命にこらえた。

「風も吹くタイミングとか、向きもコロコロ変わりますし、でも迷いながら打つのは良くない。クラブと、球筋と、ターゲットを決めきってからプレーするように。上空に上がってからの風はしょうがないと思うように、自分を信じてプレーした」と、6月「ASO飯塚チャレンジドゴルフ」に続くプロ2勝目、通算3勝目を射程に入れた。


普段は毎晩焼き肉三昧だが今週は、日体大先輩の河本力(かわもと・りき)が、自宅通勤だったため、コンビニで済ませるなど、ヘルシー路線。

「胃は完璧ですね」と、もたれと無縁。


開幕前日には空いた時間で気ままに散髪。
埼玉の実家に行きつけもあるそうだが、「旅先でも飛び込みで行ったりします」と、意外にもこだわりゼロ。
宿近くの格安美容室で、「短く切って」と、さっぱり涼しげ。


会場の横浜カントリークラブは、2018年の「日本オープン」で回って予選落ちを喫した。

「傾斜のぼってすぐに切られたピンポジで、あのときはスピンコントロールができなかった。アプローチも寄らなくて、簡単にボギーを打った記憶がありますけど、5年前からかなり成長している」と、実感を頼りに「明日は、パターが入ってくれれば優勝のチャンスも全然ある」と、期待をこめた。

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