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日本プロゴルフ選手権大会 2024

杉浦裕太が大会9人目の完全Vで、大会初出場⇒初制覇と最速大会Vを、プロ8か月目の初優勝で飾る

プロ8か月目の杉浦悠太(すぎうら・ゆうた)が大会9人目(10例目)となる完全Vで、大会5人目の初出場⇒初制覇を、プロ初勝利で飾った。



また昨年11月の「ダンロップフェニックス」で史上7人目のアマ優勝を飾ってその場でプロ転向してから、12試合目の初タイトルは、2009年大会の池田勇太の16試合を抜く最速Vを更新し、優勝賞金3000万円と5年シードを勝ち取った。


数々の偉業に向け2打リードでスタートし、3バーディと3ボギーの「72」。

前半最後の9番でボギーを打ち、折り返しの10番で蟬川がバーディ。

1差に詰められた。


12番で3メートルのバーディが獲れたが、差は開かず。13番のチャンスも決め切れず、苦しい展開になったが、右ラフに外した14番できわどいパーパットを沈めるなど、ついに隣に誰も並ばせず、17番パー5で2オン2パット。

2打差をつけて、入った18番でティショットをバンカーに入れ、右ラフに外して、3打目もパーオンできなかったが、ボギーで1差の辛勝。

仲間の水シャワーが、のぼせた頭を冷やした。


杉浦悠太のプレー後の話
「長い1日だったですけど優勝することができて本当に嬉しいです。
日に日にラフが長くなり、難しかった。
暑いですし、優勝争いの中で、チャンスも決まらず本当に苦しい戦いでしたけど、パー5でバーディが獲れてよかったです。
昨日はごはん食べても今日のことを考えちゃうくらい。
でも、寝るのはすぐ寝れました
キャディさんと3日間ここまでうまくいったので、きょうは楽しくやろうと話していた。
周りのことは考えないようにやりたくてもできなかったですが、タイガさんとはアマチュアのときからゴルフやらしてもらっていたので、最終日最終組でという最高の舞台でやらしてもらえてよかったです。
今回は伸ばし合いの試合で優勝することができて違う自信がついたので、残りの試合もたくさんバーディ獲って優勝争いできるように頑張っていきたいです
4日間暑い中ついて歩いてくださったりたくさんの応援で元気になりました。
ありがとうございました」


<1985年以降に大会初出場⇒初優勝した選手>
2021年 金成玹(キム・ソンヒョン)
2015年 アダム・ブランド
2009年 池田勇太
2001年 Dウィルソン


<1973年ツアー制度施行後の大会完全優勝者>
青木功(1973年)
ジャンボ尾崎(1974,96年)
中嶋常幸(1983年)
Dウィルソン(2001年)
伊澤利光(2007年)
池田勇太(2009年)
谷口徹(2012年)
平田憲聖(2023年)

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