Tournament article

三井住友VISA太平洋マスターズ 2024

逃げる平田と追う金谷。賞金レースと米ツアーへの挑戦切符

男子ゴルフは残り4戦ともV賞金4000万円。
賞金レースがここから一気に本格化する。 

あわせて、本大会ではPGAツアーの最終予選会・ファイナルQスクールの切符争いに決着がつく。
大会終了時点で賞金1位者に出場権が付与される。   最新の賞金ランキング


ここまで今季4勝。
うち3勝がすべて9月の試合で、予選落ちはゼロ。

破竹の勢いと、無類の安定感で獲得賞金は現在唯一、1億円を越える平田憲聖(ひらた・けんせい)も、「やっぱり、そこを目指していますので。今週は頭に入れながら」と、しっかり念頭にある。




      「もちろん、ほかの選手との兼ね合いにはなりますが、今週もまずは4日間プレーをすることですし、上位争いをして。自分が良い結果を残せれば問題ないこと」と、譲る気はない。


      平田を1112万57円差の2位で追う金谷拓実(かなや・たくみ)は「今週も優勝を目指している」と、逆転をにらみつつ、「ダメだったら2次から受けるだけ」。
      昨年も、賞金2位で本大会に入ったが、3位に終わり、中島啓太(なかじま・けいた)を抜けなかった。

      今年は、最終予選の前ステージにもすでにエントリーを済ませており、今年こその思いは相当だ。

      本大会は、2018年から2年連続出場した2019年に、大学先輩の松山英樹に続くツアー史上4人目(現在は7人)のアマVを達成し、プロ転向後は5位(20年)、2位(21年)、3位(23年)と、トップ5を外していない。

      大好きな御殿場コースは今年、4月の欧州共催「ISPS HANDA 欧州・日本どっちが勝つかトーナメント!」から始まり、先月にはマスターズや全英オープンの出場権をかけた「アジアアマ」と、ビッグイベントが続くが、「今年3つ目と思えないくらいコースが傷んでいない」と感激のあまり、「どうやってコンディションを保っているんですか?!」と、開幕前日のプロアマ戦で同組になったコースの役員さんたちに、思わず問い詰めたほどだ。

      「いろいろとお話を聞いて、大会のためにどれほど労力を費やしていただいているかと思うと、本当にありがたいしかないですね」と、しみじみする。


      「特に、グリーンが例年以上にスピード出ているからその中でしっかり対応できるように。自分がやるべきことをやってまた1勝できたら嬉しいな、と思います」。
      大会2勝がもたらすものは相当デカい。

      中継スケジュール

      📺TBS系列28局全国ネット
      11
      月9日  14:00-15:54 LIVE
      11
      10  15:00-16:54

      📺BS-TBS
      11
      月8日  14:00-15:54 LIVE
      11
      月9日  12:00-13:54 LIVE
      11
      10  10:30-12:24 LIVE

      📺CSTBSチャンネル2
      11
      月7日   10:30-13:30 LIVE18番ホール中継)
      11
      月8日   11:00-13:55 LIVE
      11
      月9日   :15-11:55 LIVE、 1番ホール中継)
      11
      10   :25-10:30 LIVE、 1番ホール中継)

      関連記事