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ゴルフ日本シリーズJTカップ 1999

前日7アンダー首位からスコアを4つ落して通算3アンダー2位につけた細川和彦

 「きょうの朝、食事のときに直道さんたちが『昨日のアンダーパーは今日で全部消えちゃうよ』とかそんな話しばっかりするものだから、『ヨシ、きょうはパープレーだな』って思っていたんだけれどネ。(昨日のアンダーが)7つあるから、きょうはせめて(通算)アンダーパーで終わりたいと思っていたから、まあ、満足かな。
 速報ボードを見ても、みんな悪かったし、昨日の貯金が大きかったかな、という感じ。こういう日に我慢しなくちゃいけないんだ。きょう我慢しとかないと、3日目、4 日目に勝負できないから。1ストロークでも回りの人についていかないと。
 (ダンロップフェニックスから感じている)右あばらの痛みは平気ですよ。ラウンドしているときは忘れちゃうから。でもプレーが終わったあととか、寝る前に痛むかな。あと、前足あがりとか、傾斜があるライから打つときは変な打ち方をするときはつらいな。

 きょうは左からのアゲンスト風のホールが多かった気がする。
 風が強いから、アゲンストのとき、ボールを押さえたいとか思うと右肩が突っ込んじゃう。で、ちょっとでも突っ込むと風に勝って左に行っちゃったりするから、アゲンストのときは2クラブ大きな番手で打つか、ワンクラブあげて低く打っていくか、のどちらか。その中にも風の計算とかあるから難しいね。でも、どちらかといったらボクは、低く打ち出すように心がけているかな。
 きょう一緒に回った伊沢さんは、風の中でも距離感が非常に合っていたと思います。
 いずれにせよ、あと2日ある。ついていくほうが楽だしね。でも3日目にはトップに立っておきたいかな。3日目にトップに立ったときは、ボク、必ず優勝しているらしいから」

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