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三菱自動車トーナメント 2000

『三菱自動車トーナメント』は第1回大会から、毎年開催コースを変えて開く“サーキット方式”を採用

『三菱自動車トーナメント』は、毎年、開催コースを変えて開催する“サーキット方式”を採用して、1977年にスタート。以来22年間、全国各地の名・難コースを舞台に、歴史を作りあげてきた。
 “サーキット方式”の第1の利点は、ある特定コースと相性の良い選手だけが連続して活躍できる、という弊害が生まれにくいことだ。毎年、より多くの選手に勝利のチャンスが生まれ、スリリングな試合展開が期待できる。
今年の会場は、滋賀県・蒲生郡にある『蒲生ゴルフ倶楽部』。同コースは、『比良』『伊吹』『鈴鹿』それぞれ9ホールの、全27ホールで構成されている。大会は、このうち『比良』をアウトコースに、『伊吹』をインコースに設定して開催される。
コース全体の高低は20メートルと、ゆるやかなうねりがあり、広いフェアウェーにはバンカーや立ち木がバランスよく配置されている。比較的広く、攻めやすい比良コースに対し、伊吹コースは松の木が効いてかなりのテクニックを要する。一見、美しいが手ごわいコースだ。
ちなみに、ここで過去に『日経カップ中村寅吉メモリアル』(1986年)が開かれて、尾崎将司(=写真)が優勝している。

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