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NST新潟オープンゴルフ選手権競技 2000
昨年の今大会3日目に65のベストスコアをマーク。3位タイにつけた小林正則
ツアーの2部組織ともいえるチャレンジ競技の活躍によって来季の出場権を勝ち取ることを、選手間では“裏シード”と呼んでいる。
若手注目株の小林正則は、今季5月の久光製薬KBCチャレンジと、先週行われたプロギアカップ関西でチャレンジツアー2勝を上げて(チャレンジツアーの項目参照)、 “裏シード入り”はほぼ当確。
だが、「僕としては、あくまでもレギュラーツアーの賞金ランクによるシード入りにこだわりたい」と、意欲を燃やしている。
昨年のこの大会では、ツアー2戦目にして3日目に65のベストスコアをマークして3位タイ。大物ぶりをアピールしていただけに、「会場との相性もいいし、ここらで行っときたい(勝っておきたい)気持ちが強いんです」。
現在、ドライビングディスタンスは平均291.34ヤードで第4位。長身を生かしたビッグドライブが魅力な未完の大器が、真夏の新潟で大暴れをもくろんでいる。
★ 小林正則
昨年は、初ツアーのミズノオープンで予選通過を果すと、2戦目の新潟オープンでは3位タイに入って鮮烈デビュー。最終戦の沖縄オープンでは3位に入り、最後までシード権争いを演じたが、いま1歩及ばず(賞金ランク70位)。今季はファイナルQTランク43位の資格(住建産業オープン広島以降のリランキングで11位)で参戦している。
東京学館浦安から日大へ。ツアー出場のチャンスが得られなかった時期は、アメリカのミニツアーで武者修行も積んだ。
得意クラブはドライバー。ドライビングディスタンスでは、常に上位に顔を見せる。