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アコムインターナショナル 2000

「3日目が鬼門、明日は3日目のつもりで…」

久保谷健一は厳しいピンチパットでしのいで2位タイ。

 「前半の16番まで、4メートル前後の厳しいパーパットがことごとく入ったんです。
 11番でメートル、13番、3メートル。15番は4メートル。これだけしのいだら、後はチャンスを待つだけという感じで、行ったらそのとおりに入り出しましたね。

 18番から折り返しの3番まで4連続。3番は、ピンまで10メートル近くあったでしょうか。
 今日はパットにつきます。
 ここ最近、記憶にないくらい入りました。
 ここんとこ、パットに苦しんでいたんでホント、よかった。
 今週のグリーンは高速で、こんなけ速いとラインにだけ集中して打てるからいいんでしょうか。ラインどおり打てば、勝手に転がってくれるという感じですからね。
 普段はラインとストロークの強さ、両方を気にして打たなくてはいけないことが多いんで、そういう場合はなかなか入らない。
 ショットは先週よりまだましかな。でも、やっぱり曲がる。左右どちらにもね。だから、曲げたときは3打目勝負で、アプローチしやすいところに刻むようにしています。
 これだけグリーンが速いと、グリーンに乗せるだけでやっと。なかなかピンには寄ってくれません。距離を合わすのが大変です。
 明日以降も、パット勝負になるんじゃないでしょうか。
 今日みたいに入る日もあれば、入らない日もある。入らなかったら、『なんで、今日は入らないんだ』と、思って悩んでしまうけど、入らなくても我慢してやっていきたい。
 僕は3日目が鬼門。いっつもスコアを崩してしまうので、明日は、『今日が3日目だ』と思いながらラウンドしてみようかな、と思います」

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