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ゴルフ日本シリーズJTカップ 2000

「今日はゾンビのようなゴルフ」

賞金王を狙う片山晋呉

 「今日はゾンビのようなゴルフしてますよね。3パット3回に、10番はガケ下。それでもスコアにしてきたという感じですね。
 結果に結びついたというか、結果にしてきたというか…。流れが悪いときに、バーディが入ってくれたとか。アプローチが入ってくれたというか、すごくイラついたときにね、流れを断ち切らないで18ホールまで来たって感じ。
 今日は一段とグリーンが速く硬くなって、セカンドの距離感がちょっとずつ違うのかな。12番は3パット。セカンドでバーディチャンスかなと思ったのが、奥に6メートルくらい行っちゃってて、ノーカンな3パット。2番の3パットは…朝だったし、イメージがなくて…。このグリーンは「(3パット)する」ということを頭に入れてやらないとね。

 体力的には元気ですよ。昨日ぐらいから普通の自分に戻ってきたし…先週は本当につらかったんでね。寝れない、食べれないという状況がまる3日くらい続いたんです。体重も落ちましたよ。3キロくらい。だからスボンはぶかぶかですよ。先週の最終日は、1時間くらいしか寝られなかったし…。気持ち悪くてつかれきってた。
 今は寝れるし、食べれます。トップと3打差。3日目を迎えるには非常にいい位置ですよね。明日夕方終わってどうか…。最終日の残り9ホールで自分がどの位置にいるかというのを、僕は今回大切に思ってプレーしていきたいんです。だから明日のことは考えていませんね。明日は目の前のことだけ。賞金王のチャンス…それがまた、自分を奮い立たせているのもありますね。フェニックスのような大きな大会で勝てて、ほっとした部分もあって、でも、またこういうチャンスがあって…あるでしょうね。また、自分を奮い立たせる要因のひとつになっていることは確かです」

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