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サン・クロレラ クラシック 2000

「時代の流れ、仕方ない」

 注目のAON対決が終わった。予選通過は、6番から3連続バーディを奪って通算2アンダーまで盛り返した尾崎将司だけ。中嶋常幸は通算1オーバー63位で、青木功は通算6オーバーでコースを去った。
 「結果はそれぞれ、時代の流れだ、仕方ない」と尾崎、「3パットで万事休すだ」と青木が言えば、中嶋は「2人のゴルフには栄養が一杯」と、それぞれの2日間を振り返った。

 2オーバー71位でスタートした尾崎将司は、3番で7メートルのバーディパットを沈めると、6番では第3打を10センチにつけてバーディ。7番は5メートル、8番は1メートルを決めて3連続バーディとするなど、通算2アンダーまで盛り返し34位タイ。AONのうち、ただひとり予選通過だ。

 「結果はそれぞれ。時代の流れ、仕方ないね。
 俺は今日はアイアンが切れてないから、いまいち突っ込みきれなかった。昨日の感覚(グリーンが硬い)を引きずって、全部ショートしていた。雨が降っていたから、軽め軽めの省エネゴルフで行ってしまったよ。
 ティショットはいいんだが、アイアンがよくない。インパクトからフォローまで低く長く出していけないんだ。右手がうまく伸びていかない、という感じかな。今日はそのせいでセカンドの距離感が悪すぎたよ。
 青木さんは13番の3パットが痛かったね。ああいうのは、以前の青木選手にはなかったことだよ。昔の強烈な部分がない。下りでオーバーして、上りでは打ちきれない… 昔ならああいうことはありえなかったと思う。でも、いいゴルフはしていた。本人も4日間やりたいという気持ちはずいぶんあったと思うんだけれどもね…」

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