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日本プロゴルフマッチプレー選手権プロミス杯 2001
鈴木亨
17日、肺炎のため57歳でなくなった京子夫人の母・千和子さんへの哀悼の意を示したものだった。
夜半に、呼吸困難で救急車で運ばれた千和子さんは、そのまま、病院で息を引き取った。
鈴木も看病などに追われ、その週はまったくクラブが握れず、翌週の久光製薬KBCオーガスタは「ほとんど戦える状態ではなかった」が、それでも手ごたえのつかめるゴルフで22位タイ。
「調子が悪いながらもやれたことで、自信が出てきた」と話す。
今年の年頭から、今大会に照準を合わせてきた。
「勝てば3年シードだし、やっぱり、日本と名のつく大会のタイトルは欲しいから」と気込んで会場入りしてきた鈴木だったが、第1回戦の組み合わせを見た途端に愕然・・・。
尊敬してやまない中嶋常幸とのペアリングに、「それはないでしょう・・・って、ちょっとショックだった(笑)」
だが、すぐに気を取り直し、「中嶋さん相手に、何を作戦練ってもょうがないですから」と鈴木。
「もう、もてるものを、全部、ぶつけて・・・。倒し甲斐のある相手とのマッチで、勝てれば一番、嬉しいと思って頑張るしかない」と、戦闘モードに切り替えていた。