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サントリーオープン 2001

「ちょっと手が痺れたり・・・そういう瞬間が好き」(片山晋呉)

 片山が、3日連続で首位に立った。
 前半は、ショットが乱れてフェアウェーを捕らえられず、「どうにもならなかった」が、1番では、グリーン奥のバンカーからピタリと寄せるなど、「100%の出来。アプローチ、パットが良かったから、何の心配もなかった」と言い切る。8番で5メートルを決めると波に乗り、11番までは「久々の」連続バーディだ。
 最終日は、ワールドランキング8位の、ダレン・クラークと最終組(11時40分スタート)。「ファンが喜ぶ組み合わせじゃない? 見てるほうも、やってるほうも、面白いはず」
 クラークとは、次週のWGCアメリカンエキスプレス選手権の練習日でも、一緒にラウンドする約束をしている。
 「勝つことはもちろん嬉しい。・・・でも、勝ち負けより、これから(世界で)やっていく上で、“う〜ん”と唸らせるようなゴルフをしておくことのほうが大切なんだ」と片山。「上位での戦いで、ちょっと手が痺れたり・・・そういう瞬間が好きなんだ」と、V争いを心から楽しんでいる。

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