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ジョージア東海クラシック 2001

▼ コースセッティング&大会みどころ 今年の三好CCと大会みどころ

大木徹・JGTO競技運営ディレクター

 「今年の三好は、よりスリリングな展開を目指して、昨年の早い段階から数ホールで改造を加えています。
 まず10番のパー4のホールでは、もともと、フェアウェー右サイドにあったバンカーの淵をせりあげて面積を広げています。その結果、昨年までは、ティグラウンドから見えなかったバンカー面が見渡せるようになりました。ティショットで、選手たちが感じるプレッシャーはこれまで以上に大きくなってくるはずです。
 また、数年後の全ホールでの1グリーン化を目指し、今年は5番ホールなどで、すでに着手しています。
 そのほか、8番ホールでは、グリーン回りを改造して、よりフェアな設定に。名物ホールの16番パー3でも、グリーン面を一部改造したことで、よりチャレンジングなピン位置の設定が、可能になりました。

 ここ三好は、歴史と伝統のコース。設計者の意図を存分に生かしつつ、新たなゲーム展開を目指していきます。

 役者は、揃いました。
 その中でも、最後まで、勇気をもって攻め続けた選手にだけ、三好の女神は微笑みかけます。
 ファンのみなさまには、最高にスリリングな、ゲームが楽しんでいただけることでしょう」

写真 = ティグラウンドから見渡せるようになった10番、第2打地点のバンカー。プロアマ戦では、片山晋呉が「なんだか、ティショットが、嫌な感じになって難しくなったよねえ・・・」と洩らした。

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