Tournament article
ダンロップフェニックス 2001
「連覇を果たし、また18番で優勝スピーチを・・・」(ディフェンディングチャンピオン、片山晋呉)
この日はプロアマ戦をかねて、思い出の18ホールを視察し、「今日も風が強くて難しかったけど、このくらいの風は、ここでは当然のこと。グリーンまわりのラフも長くなっているけど、それもそんなに気にならない。・・・また、今年も勝って18番で優勝スピーチをしたいね」
“連覇達成”のポイントとして片山が挙げたのは、「ピンチのとき、1打を捨てる勇気」だ。
「ここは、簡単に18ホール終わらせてくれないコース。攻めるより、引く場面のほうが、きっと多い。そんなとき、思い切って1打を捨てる勇気をもって、ボギー、ダボにしないこと。距離が残っても、押さえ気味に打つとか、引き際のジャッジメントが、特に大切になってくる」
昨年は19アンダーの大量スコアで勝った片山だが、「今年はそんなに出すのはきっと無理。1日、4つずつへこませたら、最高でしょう」と打ち出した。
片山の翌初日のティオフは、10時48分、世界ランク3位のデービッド・デュバルと、田中秀道とのラウンドとなる。