Tournament article

国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001

「優勝を狙っていくよ」

開幕前のインタビューに答えるクラーク。189センチ、103キロの体躯は、それだけでも迫力だ
欧州ツアー賞金ランク2位のダレン・クラークが今年も和合に

 昨年のこの大会。初日、10メートルを越える強風ももろともせず、67をマーク。
 2日目は、70で2位タイと、初の日本ツアー初Vにむけ絶好の位置につけたクラーク。
 しかし、最終日に3番でトリプルボギーをたたいてずるずる後退し、苦い思い出を土産に和合を去っていた。
 今年は、そのリベンジ。
 「調子は上向き、もちろん、チャンスがあれば優勝を狙っていくさ」と、不敵な笑みを浮かべる。

 昨年は、2月の世界マッチプレー選手権でタイガー・ウッズを破り、Vをさらった勢いに乗って、ホームツアーの欧州で次々と成績をあげ、シーズン終盤は友人のリー・ウェストウッドと、最後まで賞金王争いを演じた。結局、ランク2位に収まった2000年オフは、
 「ゴルフを忘れて、家族とゆっくりと時間を過ごした」とクラーク。
 リフレッシュ効果か。今季はすでに、南アフリカツアーのディメンション・データ・プロアマで1勝を挙げての和合入り。
 今週、手ごわい存在になるのは間違いない。

    関連記事