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国際オープンゴルフトーナメント 中日クラウンズ 2001
▼ 上位選手のコメント「明日は、自分からチャンスを作る」
17番で、手前から9メートルのバーディパットを沈めたクラークは、同組のディーン・ウィルソンにむかってニヤリ、と笑って見せた。
ウィルソンは、先にクラークより長い右からのバーディパットを決めていた。
だが、リードを奪った直後にすぐに並ばれ「自分のパットも、60センチブレイクするような難しいフックライン。まさか入るとは思えなかったけど、彼もまさか、入れ返してくるとは・・・」一応、笑みを返したが、「しょうがないな」というように、ウィルソンは肩をすくめる。
続く18番、クラークの126ヤードの第2打。
サンドウェッジで打った球は、ピンの根元に落ちると強烈なスピンで、手前2メートル。
これをがっちり沈めて、あがりの2連続バーディに、「最後は、良い形で締めくくれましたね」と、本人も満足げだ。
「最後は、カップだけを狙っていきました。サンドで思い切りショットしたため、強烈にスピンがかかってしまったんですけど・・・。
今日は、フロント9をとてもよい感じでターンしたのですが、とても寄せられないような、難しいピン位置のホールもあり、8番ホールからは平均的なプレーでしのぎましたね。
昨日より、とにかく良いプレーがしたかった。今日はスコアも伸ばすことができて、非常に満足しています。要因は、フェアウェーキープ。それがなければ、今日のスコアは出なかったでしょうね。
日本では、ずっと優勝を逃してきました。今回は、絶対に日本で勝つつもりで来たんです。
先週は、欧州ツアーで3日目までトップ。でも最終日に79をたたいてしまいました。
明日は79なんてスコアをたたかないよう(笑)、チャンスを待つのではなく、自分で作っていって、優勝を狙っていきたいと思っています」