Tournament article
JCBクラシック仙台 2002
「今日は久々の合格点」
4番、546ヤードのパー5。
スプーンでの第2打は、ピンまで8メートル。
これを沈めて、「今季6個目のバーディだよ!」
波に乗って、5番、6番、7番と立て続けにチャンスにつけた。
「6番では、惜しいの外しちゃったけど、今日のゴルフは久々に、合格点をあげられそう」と桑原は、満足そうだ。
連日の晴天で、グリーンは硬くなるばかりだが、「今日は、アイアンの計算が、良くできた」という。
「調子が悪いと、グリーン面で、どれくらい転がるのかさえ予測がつかず、ズルズルとスコアを落としてしまうものだけど、今日は、“ここに落として、このくらい転がして…”というのが、完璧だったよ」
首位と2打差でスタートする最終日も、「とにかく攻めて食らいついていく」と、自信に満ちていた。