Tournament article
久光製薬KBCオーガスタ 2002
今大会30回記念のテーマソングを作詞作曲した財津和夫さん
多忙なスケジュールをぬって、朝早くからコースに訪れた財津さん(=写真)は、1番ティで選手たちの豪快なショットを堪能し、「とても球の速さに目が追いつかない…(笑)。生で見ると、ほんと、迫力ものですね!」と、興奮気味。
そのあと、同じ福岡出身の藤田寛之の組にもついて歩き、「まるで、ストーカー状態でした」と、照れ笑いを浮かべた。
福岡県出身で、アマチュアで歌っていた時代から、KBCラジオやテレビに登場していた財津さん。
財津さん率いるグループ『TULIP(チューリップ)』は、今大会と歩調をあわせるように、今年、結成30周年を迎え、今大会のテーマソング作成の依頼にも、快く応じられたという。
ツアーの厳しさと、それを支える人々の暖かさ、芥屋GCの美しさを盛り込んだ大会ソング、『一歩ずつ』の歌詞そのままの光景を目のあたりにして、「ゲームの面白さは、やっぱり、実際に肌で感じてみないとわからない。最高の1日でした!」と大喜びだった。
大会30周年記念ソング
『一歩ずつ/作詞・作曲・歌 財津和夫さん』
男たちがいる 青い空がある 汗が流れる 風がなぐさめる
心のときめき 映すように キラキラと 輝く海
ホールへむかって 明日へむかって 一歩一歩ずつ ただ一歩ずつ
笑顔で肩を抱きあい、グリーンに帽子をとれば
鳴りやまぬ 拍手がある
緑の道に 白いボールで 花を咲かせよう 闘う者たちよ
今日までずっと 支えてくれた 友よ家族よ 仲間たちよ
ピンを見据えて 夢を描いて 一歩一歩ずつ ただ一歩ずつ
勝利のあつい涙を こらえられない涙を 分けあえる 人々がいる
許されるのは たったひとりだけ 赤い絨毯 栄光のとき
自然と向き合い 自分と向き合い 一歩一歩ずつ ただ一歩ずつ
闘いぬいた全ての 人を讃えてやさしい 光が ここにある