Tournament article
マンシングウェアオープンKSBカップ 2003
マンシングウェアオープンKSBカッププロアマトーナメント開催デサントウェア契約選手、杉原輝雄がこの日のチームメイト、俳優のえなりかずきさんにラブコール
今大会主催のデサントのウェアをこよなく愛し、またゴルフ雑誌で連載をするなど、かなりのゴルフ 好きとして知られる俳優のえなりかずきさんは、この日水曜日のプロアマ戦で、「尊敬してやまない 」杉原輝雄とのプレーに大感激。
「以前からお話はよくさせていただいていたのですが、ラウンドご一緒するのは初めてなんです。も うほんと、最高の1日でした!」。
前半のハーフは、ショットがプッシュアウト気味になり、右へ右へと球が飛んでいた。見かねた杉原 が、「もうちょっと、テイクバックをアウトサイドに上げてみなさい」とアドバイスを送ると、途端 に欠点が修正されて、「聞いてください! なんと飛距離が15ヤードも伸びたんです」と思わぬ収穫 にも大喜びだ。
ちょっとしたヒントですぐにコツを掴んでしまったえなりさんには、ドン杉原も「筋がある」と大絶 賛。「仕事と、あと、なんや浪人中とかで忙しくて練習するヒマがないそうやけどね。前途有望な若 者には、もっと練習をして、体もしっかりと作ってもらい、ぜひプロゴルファーを目指してほしい」 と、熱烈ラブコール。
「えなりくんのような人にプロになってもらったら、ツアーももっと盛り上が ると思うからね」とドン。いきなりの勧誘に、えなりくんもビックリするやら照れるやらで「いやあ 、そんなふうに言ってもらえるなんてほんとうに光栄です。
・・・そうですねえ、杉原さんが僕を住み込 みの弟子にしてもいいっていうのなら、そのセンも考えてみたいです」とちょっぴりその気になって いた。えなりさんは来年の大学受験目指して猛勉強中とのことだが、ドンのこのひとことが、人気俳 優の将来をも揺さぶることになるかも・・・?写真=杉原は、その差47歳と、孫ほども年が離れているえなりくんにラウンドレッスン。その内容を こっそり聞いてみたが・・・(以下、2人のラウンド中の会話)
杉原「・・・ところで、えなり君、ここだけの話、いま彼女いるの?」
えなりかずきさん「(笑)い、いきなりですねえ杉原さん。残念ながら、いないんですよ〜」
杉原「ええ?ほんまにぃ?そんなはずはないでしょう。えなり君なら、モテモテなはずやで」
えなりさん「いやあ、とんでもないです。それに、最近はスケジュールが忙しすぎて、なかなか・・・( 頭をぽりぽり)」
杉原「そうやなあ、テレビの仕事は大変やもんなあ」
えなりさん「あと僕、いま浪人生なもので、勉強が大変なんですよ〜」
杉原「え?大学、受けるの?もしかして東大??」
えなりさん「ま、まさか!!(笑)そこまでは・・・。私大です。今年、残念ながら失敗しているんで、 来年こそ、と思って頑張ってます」
杉原「そうかあ、えらいね。でも、大学もいいけど、プロゴルファーもいいよ。えなりくんは筋もえ えし、あなたがプロになってくれたらきっとツアーも盛り上がると思うけどなあ」
えなりさん「(笑)じゃあ、杉原さん、弟子にしてくれます?」
杉原「(笑)」