Tournament article
三井住友VISA太平洋マスターズ 2004
今年は、3人の招待外国人選手が登場!!
北アイルランドのダレン・クラーク(=写真上)とイギリスのリー・ウエストウッド(=写真中)。
プライベートでも仲良しの2人は、初日のフォアサムでペアを組み、アメリカのエース、フィル・ミケ
ルソン&タイガー・ウッズの強豪ペアを撃破。チームに、大きな流れを呼び込んだ。
さらに続く2日目も2人で勝利し、結局、クラークは3勝1敗1分け。ウエストウッドは4勝1分けの大活躍で、チームの勝利に貢献したのだ。
いずれも、三井住友VISA太平洋マスターズの会場・太平洋クラブ御殿場コースと相性がよく、特にウェストウッドは、96年から大会3連覇。98年のダンロップフェニックスでは今大会に続いて2週連続優勝をあげるなど、来日のたびに圧倒的な強さを見せつけている。
現役プレーヤーとしてはほかにベルンハルト・ランガーの2人だけという、米、欧、日、豪、南ア、アジアの6大ツアーすべてを制覇していることでも有名だ。
今年も、クラーク、ウエストウッドの両名がゲームの中心に居座ることは必至だ。
このほか、御殿場に参上するもうひとりのインターナショナルプレーヤーが北アイルランドのグレイム・マクドウェル(=写真下)だ。
欧州ツアーを主戦場に、今年のイタリアオープンでツアー2勝目。セントアンドリュースで行われたダンヒル・リンクス選手権では、初日にコースレコードタイとなる62をマークするなど爆発力のあるところを見せている。
その最終日はプレーオフでS.ガラチャーに惜しくも破れたものの、欧州ツアーの賞金ランキングは6位。25歳の新鋭が、富士のふもとに乗り込んでくる。