「今日は50点」
中学生として初の予選突破を目指す伊藤涼太君は86位タイスタート

今週、三重・白鳥中学校2年の伊藤涼太君が、自身3試合目のプロのトーナメントに挑戦している。姉の由衣さんをキャディに、中学生プレーヤーとして、初の予選突破を目指すが、この日初日は2オーバー86位タイと出遅れて「今日はちょっと、実力が発揮できませんでした。50点の出来」と、悔しげに唇をかんだ。

ツアー初競技は2年前。小学校6年時の東海クラシックだった（予選落ち）。あれから身長も10センチ以上伸びて現在170センチ。ドライバー飛距離も平均260ヤードと、プロのトーナメントでも戦える力を身につけつつある。

この2月には3週間、単身アメリカに渡り、1日36ホールをこなす武者修行。現地で行われていたミニツアーにも3戦出場し、そのうち1試合の1日1ラウンド競技で65をマークして“1勝”をお土産に、帰国している。

翌2日目に巻き返し、ぜひこの東児が丘マリンヒルズゴルフクラブで、成長のあとを披露したい。