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三菱ダイヤモンドカップゴルフ 2005

小田孔明(通算1オーバー5位タイ)マンデートーナメントからの挑戦

マンデーから勝ち上がってきた小田孔明が、踏ん張っている。この日2日目は、パッティングが冴えた。2〜3メートルのチャンスは確実に決める。2番、11番では、7メートルのパーパットを入れて、しのいだ。
前日初日。無理して狙ってフェアウェーを外した。反省材料に、この日はドライバーをほとんど持たず、「センター狙い」を心がけた。
2アンダーでまわって、通算1オーバーで決勝ラウンドに進出。

今年は、ツアーの出場権がない。
昨年、秋のことだ。
出場優先順位を決めるファイナルQTの、エントリーを出し忘れた。
友人からの電話で、とっくに締切日が過ぎていたことに気がついて、青ざめた。
そのとき、ほとんど賞金も稼げておらず、シード権にもほど遠かった。
「そのあと1週間くらいは、ずっと放心状態でした」。

同じ福岡県出身の手嶋多一や、「ご近所」の伊沢利光らに励まされてどうにか気を取り直し、「それから5試合で、700万円ほど荒稼ぎ(笑)」して、シード圏内間近にまで持ち込んだものの、いよいよ、勝負がかかった“最終戦”のカシオワールドオープンで予選落ちをしたのだった。

今年は、チャレンジトーナメントを主戦場に、出場の可能性をうかがっている。
この三菱ダイヤモンドカップのあとも、2試合続けてマンデートーナメントに挑戦する予定だ。
「どの大会も大事に。できるだけ、上位で戦えるよう頑張ります」。
少ないチャンスをモノにすべく、気合が入っている。

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