ＪＣＢクラシック仙台 2005

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ＪＣＢクラシック仙台 2005

Ｓ・Ｋ・ホ「全米オープンのかわりに･･･」

午後から冷たい霧が立ち込める中、朦朧とした足取りで歩いた。
ひどく、疲れている。
今週の月曜日。兵庫県の小野ゴルフ倶楽部で行われた全米オープンの最終予選会に挑戦した。
1日36ホールをこなした上に、ほぼ、出場を確信したあとで、深堀圭一郎が同じ4アンダーで上がってきてプレーオフに突入。
「それで勝てていたら、こんなにも疲れなかったかもしれない･･･」。
その1ホール目に破れ、結局、補欠の1番目となった。

日に日に、疲れは重くのしかかってくる。
この日初日は腰から右足モモの裏にかけて、痛みも出てきた。
「完全に、体力不足ですね。頭もボンヤリとしてるし」。
体調に反比例して、この日はパッティングが冴え渡った。
4番からの4連続バーディを含む63でまわって首位タイ発進。

好スタートに、にわかに欲も出てくる。
現在、全英オープン日本予選でランクトップだ。
「このまま、1位を維持してぜひとも行きたいです」。
かなえられなかった全米オープンへの夢を、世界最古のメジャーに切り替えた。

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