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ウッドワンオープン広島ゴルフトーナメント 2005

片山晋呉・ディフェンディングチャンピオン「ジャンボさんの次に“八本松男”になりたい」

昨年、大会記録の通算22アンダーをたたき出し、ぶっちぎりの優勝を飾った片山が、八本松に帰ってきた。
次週には、世界最古のメジャー戦・全英オープンが控えている。今大会最終日の翌月曜日には聖地に飛ぶ。ハードなスケジュールを承知の上で、今週ふたたび思い出の舞台に立つ。

狙うはもちろん大会連覇だ。

今年は、昨年まで557ヤードのパー5だった8番ホールが、479ヤードのパー4に変更された。全体のパー設定も72から71になり、昨年ほどの大量リードは期待できないかもしれないが、「いつもここに来るたびに、何かができそうな予感がするから」と、ニヤリ笑った。

相性の良い今大会での究極の目標は、「ジャンボさんの次に、“八本松男”になること」だ。
大会最多Vを誇るジャンボ尾崎は、過去9勝のうち7勝がここ広島カンツリークラブ八本松コースでの優勝だ。

いつの日か、そのジャンボに追いつくために・・・。自身3度目の“連覇”を達成してその序章としたい。

写真上=この日のプロアマ戦。片山はタレントの近藤真彦さん(=左)とのプレー。途中のホールで片山から、バンカーショットのアドバイスを受けて開眼した近藤さん。最終18番で再びバンカーに打ち込んで、「片山さん、最後にもういちどだけ教えてください!」。手取り足取りのレッスンの成果で、アゴの高いバンカーからみごと脱出成功。「今日はもう、悔いはありません!」と満足そうに振り返られていた。

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