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アンダーアーマーKBCオーガスタゴルフトーナメント 2005

伊藤涼太くんは9位タイ

連日酷暑のラウンドは、体調管理もばっちりだ。ホールアウト後の練習で汗を流したあと、長めに風呂に浸かる。筋肉がほぐれているうちに入念なストレッチを繰り返す。そのあと、すぐに就寝。毎日、このパターンを守っている。

精神面のコントロールも完璧だ。
この日3日目は「カップに嫌われた。けっこう(カップのふちをボールが)クルクル回ってた」というように、何度も迎えたチャンスパットが決められなかった。
9番では1メートルのパーパットを外した。

「パットが入らなかったり、失敗したら精神面で疲れるし、体もだるくなったりするけれど。それを引きずってもあとあと響くだけ。だからミスしたあとは、できるだけリラックスするようにしている」。
大親友で今週キャディをつとめる末永一聖くん(=写真左)と冗談を言い合ったり、世間話で気晴らしをする。
嫌な気分は次のホールまで絶対に持ち越さないことが目標で、ボギーのあとの10番、11番では連続バーディを奪ってしっかりと取り返すなど、それをちゃんと実行できる。

この日3日目はたくさんのギャラリーを引き連れてのプレー。
「応援されると嬉しいし、ロングホールではアドレナリンが出る」。
554ヤードのパー5で、残り250ヤードをスプーンでピンまで15メートルに2オンするあたりはプロ顔負けだ。

最終日の目標は、「3日間、60台できているので最終日も60台でまわりたい。そして悪くてもトップ10。欲を言えばベスト5に入りたい」。目標も明確に、記録に挑む。


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