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サントリーオープンゴルフトーナメント 2005

5位のS・K・ホ

開幕直前の体調不良もほぼ完治して、調子が上がってきた分「ゴルフのほうにちょっと不安が出てきた」。
特にパッティングはこの日8番で、わずか1メートルの下りのチャンスを逃したあと、9番でも50センチのパーパットを決められず3パットのボギー。さらに11番でも1メートル半のバーディパットが決られなかった。

立て続けに短い距離を外して「一気にリズムが悪くなった」。
暗雲が垂れ込めたが、「さっきのは、打ち方じゃなく、ラインや目の影響だった」と言いきかせて盛り返した。
通算7アンダー、単独5位。

2週前に伊沢利光が復活優勝をあげた直後から、周囲の雑音が大きくなった。
「シーズン後半は伊沢選手が来るだろうし、もっと頑張らないと・・・!!」。
特に母国・韓国のファンの声が多かった。
現在、賞金ランク1位を走るSKが、初の賞金王の座につくことを期待する人たちからのやんやの声援。

「・・・正直、僕をもっと信用してそっと見守っていてほしい、というのが本当の気持ちです」。
言われるまでもなく、本人がいちばんその座を狙っている。

だから今年末に行われる米ツアーの出場権をかけたファイナルQスクールにも、エントリーは済ませているもののまだ、出るかどうかはまだ決めかねているほどだ。
「もし年末にアメリカに行くとしたら、早めに賞金王を確定させてから、と思っています」。
そのためにもぜひともここで、今季3勝目を掴んでおきたい。



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