伊藤くんは「むかし雨男だった」という。小学1年生から毎月1回、父・秀昭さんに連れられてコースに通いはじめたのだが、そのたびに雨にたたられた。

コース通いは6年生まで続いたが、「その8割は雨だった」と、振り返ったがこの日3日目は本降りになる前にホールアウト。
雨男返上で、通算6アンダー15位タイの好位置につけた。
強い風雨の中で、再三ショットを曲げながらも前日、日が落ちるまではげんだパット練習が効いた。

この日もアンダーパーをマークして「3日間で、いちばん満足できるゴルフが出来た」と納得顔。
「明日も最低でもアンダーパー。できれば60台を目指したい」と15歳は闘志を燃やしている。

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